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【共に育つ】看護師1年目の新人教育について

▼目次
1.新人看護師の年間教育計画
2.ローテーション研修
3.夜勤スタート時期
4.同期との絆を深める
5.リフレッシュ研修

新人看護師の年間教育計画

1年目はOJTと集合研修の組み合わせ

大牟田天領病院の新人教育目標は、
「卒後1年間で社会人・専門職としての態度を身に着け、臨床実務に必要な知識・技術を習得し、安全にベッドサイドケアができる」
としています。

新人看護師の新人研修は、まずは1週間を通して座学と技術を学ぶ集合教育からスタートします。「学校で習ったことはこういうことだけど、大牟田天領病院での実際のケアは・・・」という風に学んできたことを振り返りながら、看護の現場で必要な実践技術を身に付けていきます。

各部署に配属後は、プリセプターアソシエイタ―のフォローを受けながら、OJT(On-the-Job Training)での新人教育へと進んでいきます。また、配属後も月1回の集合研修が年間教育計画に組み込まれています。

新人看護師 年間教育計画

新人看護師 年間教育計画

毎月の研修内容は、『どの段階で、何を身に付けてほしいか』をこれまで継続的に議論を重ねています。研修内容には比較的簡単なものから難しいものまで含まれており、新人看護師が戸惑わないように、まずは身近な内容から習得していけるように今の順番が作られています。

入職後1ヶ月目・3ヶ月目・6ヶ月目のタイミングでは、チェックリストを使っての振り返り・フォローミーティングを設定しています。新人看護師と各部署の師長・主任、プリセプター(心理的サポート担当)、アソシエイター(教育・技術指導担当)、教育担当者が集まって、これまで学んできたことの振り返りと業務上の不安や悩みを共有し合い、次にどう活かしていくか時間を取って話し合います。そして、3月には1年の振り返りとして修了式を行います。ここでも、学んできたことのスライドを見ながら振り返りを行い、看護師2年目に向けた体制を整えます。

ローテーション研修

看護師としての視野・可能性を拡げる

大牟田天領病院では1年目の8月から12月の間に、配属された自部署とは異なる関連部署で実際に半日~1日勤務をしてもらう「ローテーション研修」を導入しています。

当院の急性期病棟は内科系から外科系まであり、回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟もあります。また、病棟以外には外来・手術室・内視鏡センター・腎センター・訪問看護・地域連携室といった部署があり、看護師がそれぞれの持ち場で、さまざまな役割を持って勤務しています。

そこで、配属先とは異なる関連部署でのローテーション研修を通して、
・各部署の役割を理解し、自部署との連携について学ぶ
・他部署のケアを学習し、自部署での看護に活用する
ことを狙いに掲げています。例えば急性期病棟に配属された新人看護師であれば、手術室や回復期病棟でローテーション研修を行い、患者さんが急性期病棟に入院される前と後の看護を体験します。この研修を通して「患者中心の総合的チーム医療」を実践する上での自身の役割を学んでいただきたいと考えています。

急性期病棟で勤務する看護師が、回復期から在宅へ復帰されていく患者さんを実際に看ることで、急性期看護の本来の役割を再認識することができます。他部署での仕事を通じて気づきを得ることで、看護師としての視野が広がります。ローテーション研修後の新人看護師からは、「普段とは違う環境に触れることでリフレッシュできた」といった声も聞かれ、とても評判の研修となっています。

【関連記事】視野を広げるローテーション研修

夜勤スタート時期

コロナ禍での臨地実習状況を考慮して設定

新人看護師さんの夜勤スタート時期は、少し遅めの10月頃に設定をしています。
例年は6月ぐらいから体験夜勤をスタートさせていましたが、コロナ禍で臨地実習が不足しており、新人看護師がなかなか現場に入れていないという現状があります。ともに働く看護師とのコミュニケーションにはじまり、ご高齢の患者さんに対するコミュニケーションの取り方一つとっても慣れるまでに時間がかかってしまうのが現状です。

当院の教育方針としては、「まずは現場に慣れてもらいたい」ということで、夜勤のスタート時期を後ろにずらしてでも着実に自信を付けていけるような新人教育にしていこうと考えています

同期との絆を深める

助け合える仲間とのつながりを育てる

新人教育を進めていく中で、「同期とのチームワーク作り」を看護部としては意識的に推奨しています。
ただ教え込むだけの教育ではなくて、毎月同期と顔を合わせる機会を作ってあげることで、同期の強みというのが出てくると考えています。

学生からいきなり社会人として働き始めると、どうしても1人では乗り越えられない壁にぶつかります。そんなときに、同期とのつながりがあってこそ乗り越えられるという経験が1年間を通して何度もあるようです。社会人としての人間性を育成するといった点で、毎月の集合研修で同期が顔を合わせること自体が、非常に大切なことだと考えています。横の繋がりを大切にできるような1年間にしたいなと思い、新人教育計画の中に盛り込んでいます。

私達は宿題も出さなければ、研修後のレポートも厳しくはないです。研修した振り返りは当然してもらいますが、そこにあまり強制力を働かせず、厳しめの評価はしないようにしています。

それよりも、研修が終わってから新人看護師たちがお互いの近況報告をし合ったり、雑談をしている時間が大切だと考えています。そういう情報交換ができる同期の絆を私たち教育担当者は大切に考えています

リフレッシュ研修

スタッフ間のつながりがスムーズな連携を生む

毎年、新人看護師と各部署の先輩スタッフが参加する「リフレッシュ研修」を、教育担当者が中心になって企画をしています。
新人看護師にとっては、現場の管理者や医師の顔を早く覚えることも重要です。少しでも早く覚えてもらうために病棟対抗のゲームを企画し、楽しみながらリレーションを育む研修です。みんなで楽しみながら学んでいます。

新人職員歓迎レクリエーションの様子

スタッフ同士が触れ合う機会ができると、先輩後輩の仲も良くなり、他部署との連携もとりやすくなります。急性期から地域包括ケア病棟へ患者さんが転棟する際に、レクレーションを一緒にした先輩後輩が一緒になって話が盛り上がったり。新人看護師が先輩看護師に申し送る際に、緊張しなくて済んだり。そういった日常の仕事の場面で役立っているようです

就職を検討中の方へ

共に育ちましょう

「何か事前に勉強しておいた方が良いことはありますか?」と聞いてくれる学生さんがたまにいますが、私達は就職面接のときにも「最初はできなくてもいいよ。私達が育ててあげるから」と伝えています。

大牟田天領病院の一員になってもらってから『私達が育てていきたい』という思いでいるので、「事前に根詰めて勉強してこなくていいですよ。とにかく国家試験に受かることが大事だから、まずはその準備をして、4月になって私達の仲間となったら一緒に頑張っていきましょう」と伝えています。

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クリニカルラダーに基づいたキャリア開発

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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看護助手から看護師へ。私が今、循環器疾患の資格取得を目指す理由
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