私が大牟田天領病院の人材教育・後進育成に惹かれた理由
福岡県大牟田市の出身。熊本県荒尾市の有明高等学校看護科を卒業後、急性期病院・ケアミックス病院で勤務。消化器内科、呼吸器内科、血液内科で看護師経験を積み、2021年4月に大牟田天領病院へ入職。呼吸療法認定士の資格取得・実習指導者講習の修了など生涯学習・後進育成を実践してきた大津さんに、当院での仕事や今後の目標などお話をうかがいます。
▼INDEX
1.大牟田天領病院を選んだ理由
2.私が大切に思うこと
3.中途入職者にも優しい病院
大牟田天領病院を選んだ理由
― 人材教育に力を入れている病院
看護学校の実習で当院には来ていました。有明高等学校の同級生が当院に就職をしていて、ライフステージの変化に合わせて働き方を変えながら長く勤めていることを知っていたので、「長く働ける環境がある」という印象を持っていました。また、私の母が通院していたこともあります。患者家族として病院に来て看護師はじめスタッフと接する中で「人材教育がしっかりしている」という印象を受けました。
大牟田天領病院看護部ではクリニカルラダーを導入しており、その点も私が魅力を感じたことの一つです。私自身、人材教育はすごく大事だと考えています。以前の職場で教育担当としてクリニカルラダーの立ち上げに関わる機会があったのですが、クリニカルラダーをしっかりと構築して定着させることはとても大変なことでした。そういった難しさが分かるため、しっかりした教育体制のベースが作られている当院はすごく魅力的に感じました。実際に働き始めてみて、新人看護師や実習に来る学生への指導を間近で見ていても、丁寧で力を入れているなと感じています。
― 生涯学習に適した環境がある
以前勤めていた病院では呼吸器を付けた患者さんが多く入院されていて、呼吸療法認定士の資格を持つ看護師が働いていました。一緒に仕事をする中で呼吸療法認定士の仕事ぶりや知識量を目の当たりにし、「すごいな」と感心しました。はじめは呼吸療法認定士という資格のことすらよく知らなかったのですが、専門知識を持った方から教わるだけじゃなくて、それを理解できるだけの知識が欲しいなと。「私も対等に仕事がしたい」と負けず嫌いな部分が出てきて、私も呼吸療法認定士の勉強をしました。専門知識やスキルを身に付けることで、処置やケアの質向上につながりました。
大牟田天領病院にも認定看護師等が複数名在籍しておられ、専門知識に触れる環境があります。そこで「認定看護師はすごいな」で終わってしまっては駄目だと私は思います。そのすごさがどこにあるのか、「なぜこういう問いかけをするんだろう?」と自分の中で突き詰めていくことが大事。自身の知識・スキルを高めるために、日々教わったことを実践して学びに変えていく。看護師である以上、そこは怠けちゃいけないという思いでいます。
私が大切に思うこと
― 信頼を得るために知識・技術を高める
知識がある人に対して、患者さんは信頼を寄せてくれます。コミュニケーションを取る時も、ただ話を聞くだけではなく、知識を持った上で声かけをして話を聞いてあげることが、患者さんの安心につながります。
他職種とのチーム医療を進める上でも、知識を持っておかないと真の連携はできません。例えば、お薬の副作用について看護師が「こういった心配はあるな」ということを理解しておけば、薬剤師に患者さんへの説明をお願いできます。医師に対しても看護師目線で気付いたことを言えるようになることが、患者さんのためになると私は考えます。それぞれの専門職の考えを理解しながら、職種間で色んな意見交換が活発になれば、病院・病棟の活性化にもつながる。そのためにも個々人が知識・スキルを磨き続けることが大切だと思います。
― 仲間から伝わる寄り添いたい気持ち
患者さんに寄り添えているかどうかは患者さんが判断することですが、「寄り添いたい」という気持ちを当院のスタッフから感じることができます。例えば、入院患者さんを検査の為に外来にお連れした時に、外来スタッフがとても丁寧に優しく接していて、短い時間で少しでも患者さんを知ろうとする姿が見られます。リハビリや検査のスタッフも丁寧に説明をされていて、当院で働くスタッフみんなから「寄り添いたい」という気持ちが感じられます。
― 人材・後進育成に参加していきたい
今後の目標としては、人材・後進育成に参加していけるように頑張っていきたいと考えています。以前勤務していた病院で実習指導者講習も修了しました。地元の大牟田に帰ってきて、これまで自分が学んできたことを人材・後進育成を通して地域に還元することができれば、とてもやりがいを感じます。そのためにまずはクリニカルラダーをきちんと全うできるよう研修を受けてステップアップをして、いずれは当院の人材・後進育成に貢献していきたいと思います。
中途入職者にも優しい病院
― 子育て・家庭と両立し長く働ける環境
当院では採用時に有給休暇が10日間付与されます。私が今まで働いた病院では半年過ぎないと有給休暇が付与されませんでした。どうしても体調不良などで休むことはあります。そういった時に欠勤ではなく有給休暇が使えるので、小さなことかもしれませんが有り難い制度です。
制度だけでなく、休みやすい雰囲気・職場の理解が当院の魅力の一つです。急な休みは部署に迷惑をかけてしまうので、有給休暇があっても休みづらいと感じるのが当然です。それでも当院ではスタッフ間で“お互い様”という雰囲気があり、状況を理解してくれるスタッフが多く、あたたかみを感じます。そういった積み重ねが、長く働ける環境につながっているのだと思います。
~北3病棟師長からコメント~
入職して間もないですが、豊富な知識と経験でみんなを引っ張っていってくれている頼れる存在だと思っています。根拠を基に自分の考えをしっかり言葉にし、人に伝えることができるため、指導者としても非常に期待しています。病棟目標にもしているように、指導する側も指導される側も共に育ち、チーム力を強化して、根拠に基づいた看護を提供できるよう、一緒に人材・後進育成に力を貸してもらいたいと思っています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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