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病院長インタビュー(前編)「医療の最初の鍵を開ける」

興梠病院長 インタビューの様子

病院長 興梠 博次

熊本大学 呼吸器内科教授、熊本大学附属病院 副病院長を経て、2017年4月に大牟田天領病院病院長に就任。5年目を迎え、経営も黒字を継続し、掲げる病院理念・行動指針が実践できる病院・職員になってきたと言います。病院長就任からこれまでを振り返り、得られた成果やそれを支える職員に向けた思いなどお話をうかがいます。


▼INDEX
1.病院理念、目標について
2.就任から5年間を振り返って
3.「救急を断らない」を実践


― 病院長就任5年目の手ごたえ

2017年4月に病院長に就任し、5年目を迎えました。職員も患者様も明るくなったと思います。「患者様のために貢献する」「地域のために貢献する」という職員の意識が強くなりました。近隣の多くの診療施設と連携すること、また救急患者をできる限り受け入れることにより、地域の皆様や患者様から、ある程度の高い評価をいただいているのではないかと思っています。

病院理念

1. 患者中心の医療
2. 医療の質の向上
3. 地域社会にあった手づくりの医療
4. 安心と信頼を持たれる病院づくり
5. 経営の安定と職員満足度の向上

これらの理念を統合したメッセージとして、「患者中心の総合的チーム医療」を病院の目標として掲げてきました。この言葉は、「院内はもとより地域の医療施設と連携して患者と地域に満足いただける診療を大牟田天領病院チームとして提供する」ことを意味します。また、患者様の尊厳を守りながらの診療にも心がけています。このような理念や目標を全職員で理解し実践することで、地域の皆様から信頼を得る事が出来るようになって来ました。また、職員の品格も高くなったことを感じています。

― 「自分のための病院」からの脱却

この病院に来たときに感じたことは、目的が「自分のための病院」になってしまっていると感じました。職員の多くも「お給料さえもらえれば」というスタンスで働いているように見えました。もちろん、「地域・患者様のための行動」「病院のための行動」ができているスタッフもいらっしゃいましたが一部でした。そこで、職員のみんなに「どのように動いてほしいか」と考えていた時に、アメリカ合衆国のケネディ大統領が就任時に演説された言葉を院長に就任してすぐの5月に次のようなメッセージを発信しました。

アメリカ合衆国ケネディ大統領は就任時に次のような演説をしました。
『国が諸君のために何が出来るかを問うのではなく、諸君が国のために何が出来るかを問うてほしい』
私の病院長としての考えは、
『大牟田天領病院が職員のために何が出来るかを問うのではなく、全職員が大牟田天領病院と患者様・家族のために何が出来るかを問い、実践してほしい』ということです。
”自分で能力を高め、それを患者様に提供して医療費をいただくが、それ以上のサービスをして満足していただく”。そのために職員・病院は、「患者様・ご家族のために何ができるか」ということを自ら考えて実践してほしい、というメッセージでした。さらに1週間後には、具体的な行動指針を打ち出しました。

1.患者さんを治癒させるために最大の努力をし、その情熱を示そう!
2.患者さんに対する責任を言動で示すことにより医師の優しさを理解してもらい治療に専念しよう!
3.医師は、看護師をはじめとするコメディカルとの連携プレーを密にし、お互い職種に対して尊敬し合って、患者さんに診療する姿を示そう!
4.救急患者、紹介された患者さんは特別な理由がない限り受け入れ、チーム医療で治療に当たろう!

逆を言うと、当時はこれが十分にはできていなかったということです。患者様を治癒させるために最大の努力をしていない。連携プレーではなく個人プレーしかしてない。救急患者、紹介された患者様を断る。そういう状態であったと思います

興梠病院長 インタビューの様子

― 医療の最初の鍵を開ける

このような状況を一刻も早く変革しなければと考え、就任早々に自分が救急室に行って、自分で救急患者を診るようにしました。反対もありましたが、私は第一線の救急は久しぶりなので不安をもちながら始めました。
医療は診断から始まりますが、“観察して、どういうふうにしたら診断を得られるか”の最初のドアを開けることが実は一番難しいのです。診断学でも、診断ができた後にどうすればいいというのは、内科では薬から処置まですべてガイドラインに書いてあります。一方で「最初の鍵を開ける」、つまり「何も見えないところから最初の光を見つける」ことはガイドラインには難しくて書けないのです。当時、それができる人が少なかったのです。だから私自身が最初のドアを開けに行って、「こうだからこうしよう」と若い医師に伝えました。すると、みんなが「それなら一緒に救急医療ができる!」という喜びを持ち、自ら考えて動き出してくれるようになりました。それを続けていくことで、今では救急患者をほとんど断ることなく受け入れるようになりました。最近では現場のスタッフがみんな協力し合って対応できるようになったので、私は呼び出されなくなって嬉しいのですが、寂しい気持ちもあります。

私が救急に行くようになり、その後は大幅に経営が改善してきました。救急医療は地域のためにも病院の経営のためにも重要なことか理解できます。

病院長インタビュー(後編)を見る


(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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